幸せな日々
こんにちは!
なんと…最後の更新からあっという間に二ヶ月が経ってしまいました…!
この二ヶ月はというと…
5月21日に藝大の学部の同級生たちとの演奏会、
イスタンブールからヨーロッパ
〜4人の歌とピアノでめぐる音楽の旅〜
が、無事に終演。
たくさんのご来場、本当にありがとうございました *^^* 🌹
私は、サティーのJe te veux、
シューマンの献呈、
ロッシーニのオペラ《セヴィリアの理髪師》より、「今の歌声は」
そして重唱では、
ドリーブのオペラ《ラクメ》より、花の二重唱、
ブラームスの4つの二重唱曲より「波はざわめく」
と、大好きな曲ばかり歌わせていただきました♪
今回はトークも交え、アットホームな楽しい演奏会となりました♪
そしてその後は7月1日公演の、大学院オペラ専攻1年生による「第一期オペラハイライト」と、7月14日公演の「木曜コンサート」に向けて奮闘する毎日でした!
今回私が演じたのは、モーツァルトのオペラ〈フィガロの結婚〉の第2幕より、伯爵夫人に恋焦がれる小姓・ケルビーノ。
そう、男の子役です!👦
まだ声変わりをしていない少年や美青年などの役を、メゾ・ソプラノが歌い演じるオペラはたくさんあり、そんな男役のことをオペラ界では「ズボン役」と言います👖
私はかなりの男気質ということもあってか、ズボン役を演じることに対しての抵抗は全く無く、寧ろ大好物(笑)といったところなのですが、、、
思春期真っ盛りの14歳の少年はまさに「難しいお年頃」でして…(笑)
そんな彼の気持ちを理解し、演じるということはとっても難しかったです😂。
男の子らしい素振りや、男の子ならではの感情から生まれる行動の仕方、、
うーーーん(*_*)!
しかも
女装(笑)!
(この女装は、廃止した初夜権を復活させようと企むアルマヴィーヴァ伯爵に対しての、お仕置き作戦の一部。)
さらに今回の演出はその格好で
❤️💋
憧れの伯爵夫人との、ベッドシーンまでありました(笑)
そんなこんなで、未熟な私はなかなか上手にケルビーノを演じられず、かなり悩み苦しみました(ToT)
でも、オペラ専攻の先輩方や先生方から魔法のようなアドバイスやご指導をいただいたり、プロのDVDを見漁って演技を盗んだり、自分の動きを録画した動画で反省したり…
そうしているうちに、私の演技はどんどん変わっていきました。💫
と言ってもまだまだ未熟…。
いつか全幕ケルビーノを演じる日を夢見て、ここからまたじっくり温めていきたいと思います♪
そして、オペラハイライトの内容を、衣装・小道具なしで、弦楽アンサンブルの伴奏と共に演奏した木曜コンサートも、無事に終演しました。
オペラ専攻の先輩、青木海斗先輩が撮ってくださる写真がどれも素敵なので、拝借します…💫
素晴らしい先生や先輩方、そして楽しくて優しい同期のメンバーにも恵まれて、まだまだ学生を続け、大好きなオペラを無我夢中に勉強できている私は、本当に幸せ者だなあ…と感じる毎日です。
そしてこの幸せに感謝しながら、 どんどん前進して行きたい!!
ただ、そう思うばかり、焦って空回りしてしまうことも…。^_^;
そんな時、母の助言によって
オペラ歌手としてデビューできるまで、自分のペースで地道に勉強していこう!
改めてそう思えた今日この頃でした♪
いつも支えてくれる家族にも、感謝です。
それでは最後は、ハーレム状態のケルビーノでさようなら💛(笑)
石田滉